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2026年7月21日火曜日

【日本ハム】2勝1敗で終えたオリックス3連戦、左腕2人の好投と“完封負け”が示したもの

【日本ハム】2勝1敗で終えたオリックス3連戦、左腕2人の好投と“完封負け”が示したもの

日本ハムは7月18日から20日にかけて京セラドーム大阪でオリックスと対戦し、2勝1敗で3連戦を終えました。これで通算成績は51勝41敗。貯金は最終的に10(シリーズ中は一時+11まで拡大)となりましたが、首位ソフトバンクとの差は6ゲームに開いており、勝ち越しはしたものの決して満足のいく結果とは言えない3連戦でした。

試合ダイジェスト

試合 先発 結果 投球内容 打線 相手先発
第1戦
(7/18)
細野晴希(左) ○ 7-0 7回98球・4安打0本塁打
4奪三振2四球・無失点
13安打 ジェリー(右)
第2戦
(7/19)
山﨑福也(左) ○ 5-1 5回67球・3安打1本塁打
0奪三振1四球・1失点
11安打 髙島(右)
第3戦
(7/20)
有原航平(右) ● 0-3 6回100球・7安打0本塁打
4奪三振3四球・1責任点
4安打 九里(右)

初戦は13安打7得点と打線が爆発し、細野が完投ペースの内容で完封リレーを完成させました。第2戦も11安打と打線がつながり、山﨑福也が5回1失点で試合を作って逃げ切りました。

一方で第3戦は4安打に抑え込まれ完封負け。有原の球数は100球に達し四球も3つと制球に苦しみましたが、3失点のうち有原自身の自責点は1点のみ。残る2失点には水野達稀の悪送球に加え、進藤勇也のパスボールも重なるという、バッテリー・内野守備双方のミスが得点に直結する形になりました。この試合はオリックス投手陣にきっちり抑え込まれ、決定機も少なかったことに加え、守備の乱れが重なってしまった敗戦と言えそうです。

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打線分析:固定された中軸と揺れる清宮幸太郎の打順

3試合を通じて、3番レイエス・4番万波中正はいずれの試合でも固定されていました。一方で清宮幸太郎は第1戦の7番から第2戦・第3戦では2番に入るなど、打順が大きく変動しています。1番打者も水谷瞬(第1戦)→水野達稀(第2戦・第3戦)と入れ替わりました。

7月の月間打率(本塁打打点)
万波中正 .397(3本塁打12打点)
野村佑希 .333(3本塁打12打点)
レイエス .310(1本塁打5打点)
清宮幸太郎 .250(3本塁打5打点)

中軸がしっかり数字を残している一方、清宮幸太郎はホームランは出ていますが、やや低調。打順の変動は、この打撃成績の差が反映された結果とも読み取れます。

投手陣分析:左腕2人の好投と、勝ち星の少ない3人がつないだ3連戦

このオリックス3連戦の直前、7月14日から16日のソフトバンク3連戦では2敗1勝と苦しみ、特に第2戦は被安打14、第3戦は被安打11を許すなど、大量失点で投手陣が浮足立っていました。

その直後の3連戦を任されたのが細野晴希・山﨑福也・有原航平。3人とも今シーズンの勝ち星は決して多くなく、通算成績はそれぞれ細野3勝5敗、山﨑福也3勝0敗、有原航平2勝6敗です。エース格の加藤貴之(10勝)や伊藤大海・北山亘基(ともに8勝)と比べると見劣りする成績ですが、この3連戦では3人とも試合を壊さない及第点以上のピッチングを見せ、直前のソフトバンク戦の乱調ムードを断ち切る結果となりました。

チーム防御率の月別推移(3・4月3.86→5月3.53→6月2.39→7月3.41)を見ても、7月はシーズン初めに比べれば、やや落ち着きを取り戻しつつある段階。今回の3連戦は、その持ち直しの流れを支えた一戦だったと言えそうです。

データで見るシーズン通算との比較

チーム打率も3・4月.232→5月.244→6月.283→7月.269と推移しており、6月をピークにやや落ち着いていますが、依然としてシーズン序盤より高い水準を維持しています。本塁打数は3・4月35本→5月29本→6月32本→7月20本(7/20時点)とやや減少傾向にあり、長打力よりも安打を重ねて得点する形にシフトしつつある印象です。

まとめ

2勝1敗という結果自体はまずまずですが、内容を見ると「打線は初戦・2戦目でしっかり得点を重ねた一方、3戦目は守備の乱れも絡んで完封負け」「投手陣は勝ち星の少ない3人がそれぞれ試合を作った」という、明暗の入り混じった3連戦でした。首位ソフトバンクとの差は6ゲームに開いており、次のカードでどこまで巻き返せるかが注目されます。

【注目ポイント】     万波中正・野村佑希・水野達稀・レイエスといった好調な打線はこのまま維持しつつ、ここに清宮幸太郎の一発、そして出塁率が上向いてきている郡司裕也の勝負強さが加われば、打線全体の破壊力はさらに増しそうです。両者の復調にも期待したいところです。

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