前回の記事では、日本ハムの得点力・失点傾向から「勝ちパターン」を分析しました。第2回となる今回は、いよいよスタメン出場した選手一人ひとりにフォーカスし、「勝敗成績ランキング」を発表します。あなたの推し選手は何位にランクインしているでしょうか。
出場試合数ランキング(コアメンバー)
まずは開幕から出場を重ねてきたコアメンバーを、出場試合数順にご紹介します。
| 選手 | 出場 | 勝 | 敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| レイエス | 83 | 45 | 38 | .542 |
| 水野 | 80 | 46 | 34 | .575 |
| 万波 | 79 | 45 | 34 | .570 |
| 清宮幸 | 75 | 41 | 34 | .547 |
| 野村 | 62 | 39 | 23 | .629 |
| 郡司 | 61 | 32 | 29 | .525 |
| 田宮 | 58 | 31 | 27 | .534 |
不動のクリーンアップを担うレイエス、水野、万波の3選手が突出した出場数を誇ります。中でも野村は62試合出場ながら勝率.629と、出場試合の勝率で頭一つ抜けている点も見逃せません。
勝率ランキング(10試合以上出場)
次に、出場10試合以上の選手に絞った勝率ランキングです。
| 順位 | 選手 | 出場 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 | 山縣 | 12 | .667 |
| 2 | 吉田 | 20 | .650 |
| 3 | 野村 | 62 | .629 |
| 4 | 進藤 | 23 | .609 |
| 5 | カストロ | 38 | .605 |
1位の山縣、2位の吉田はいずれも出場機会をつかみきってからの試合数はまだ多くありませんが、出場した試合ではしっかり白星に貢献しています。特に吉田は中堅の守備固めや代打からスタメン定着を狙う若手として、今後さらに出場を重ねればランキングの上位に長く名を連ねる可能性を秘めた存在です。
レギュラーと控え、勝率に大きな差はなし
出場50試合以上の主力7人(レイエス・水野・万波・清宮幸・野村・郡司・田宮)の合算勝率は.560。一方、出場5〜49試合の準レギュラー・控え組の合算勝率は.545と、その差はわずか1分5厘です。控え選手が出場した試合でもチームがしっかり勝ちきれていることが分かり、層の厚さがうかがえる結果となりました。
さらに驚くべきは、ここまでスタメンに名を連ねた選手が実に31人にのぼるという事実です。交流戦での投手起用なども含まれるとはいえ、これだけ多くの選手がチャンスをつかみ、そのほとんどが五分以上の勝率を残していることは、ファンとして誇らしい数字ではないでしょうか。誰が出ても不思議ではない層の厚さこそ、今シーズンの日本ハムの強さの土台になっていると言えそうです。
データから見える新庄監督の起用法の特徴
今シーズンのスタメン表を見返すと、同じ打順・守備位置で固定される選手が少なく、日替わりで組み合わせが変わっていることに気づきます。実際、レイエス以外の8つの打順は毎試合のように顔ぶれが入れ替わっており、対戦相手や状態に応じて柔軟にオーダーを組む新庄采配の特徴がデータにもはっきり表れています。
週刊誌『SPA!』のインタビューでは、新庄監督の打順を固定しない方針について、他球団の指揮官経験者からもその発想力の高さを評価する声が紹介されていました。今回のデータで見えた「控え選手も勝率で見劣りしない」という結果は、まさにこの日替わり起用が結果につながっている証拠と言えそうです。
まとめ
選手個々の勝敗を見ても、日本ハムの選手層の厚さと新庄采配の妙がよく分かる結果となりました。次回はいよいよ最終回、「打順別勝率分析」と題して、1番から9番までのポジション別の勝率や、データから導き出す「現時点で最も勝てる打線」を大胆予想します。お楽しみに!
【日本ハム】スタメンから見る戦い方の特徴分析(全3回)
第1回「日本ハム打線データ分析|勝つスタメン・負けるスタメンを全88試合で徹底解剖【2026年最新】」
第2回「日本ハム スタメン選手別勝敗ランキング|新庄監督の起用法の特徴もデータで解説【2026年】」
第3回「日本ハム 打順別勝率分析|データが導く『現時点で最も勝てる打線』とは【2026年】」
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