「そんなことより...」はないんじゃない?
11月26日午後、高市総理の初の党首討論が行われました。(時時刻刻)首相、矛先そらす 言及したくはなかったと釈明 党首討論(朝日新聞)有料記事2025年11月27日 5時00分
最初に立った立憲民主党の野田代表は、台湾有事問題について追及。高市総理の答弁は次のようなものでした。
「日本が集団的自衛権を行使できる『存立危機事態』の認定について『実際に発生した事態の個別具体的な状況に即し、政府が全ての情報を総合して判断する』という政府の公式見解を述べ、『私も(7日の国会の場で)具体的なことに言及したいとは思わなかった』と釈明。政府見解を踏み越えた理由として『政府のこれまでの答弁をただ繰り返すだけでは、予算委員会を止められてしまう可能性もある』とし『具体的な事例を挙げて聞かれたので、その範囲で誠実に答えた』と主張した。まるで質問した立憲の岡田克也氏に非があるかのような言いぶりに、委員会室にはどよめきの声もあがった」
まるで、“本当は言うつもりはなかったけど、聞かれたから答えた。答えなかったらあなたたちうるさいでしょ”とでも言うような口ぶりじゃないですか? 一国の最高責任者の発言としてはどうなんでしょうか?
政治とカネ問題の解決にはゼロ回答
さらに、野田代表が、自民が石破茂前首相(総裁)下で始めた企業・団体献金の受け皿となっている政党支部の状況に関する実態調査の結果を回答するように求めたのに対して、総理は「御党にお示しするという約束であるとは思っていない」と回答を拒否しました。
それは“御党”に対する約束ではなくて、国民の疑問に対する答えのはずです。認識のズレを感じます。
続けて総理は、「そんなことよりも、ぜひ、定数の削減やりましょうよ」と訴えたのですが、先の通常国会までに結論を得るはずだった企業・団体献金の決着について「そんなことよりも」はないんじゃないでしょうか? 衆参選挙の結果は少なからず、政治とカネ問題に対する厳しい国民の審判が下されたわけで、その回答を拒否するばかりか、“小さな問題”とでもいうような態度には、驚かされました。
公明は非核三原則堅持を強調
「平和の党」を標榜する公明党の斉藤鉄夫代表は、「唯一の戦争被爆国の日本が非核三原則を見直すことがあっては、核廃絶は夢のまた夢だ」と強調し、非核三原則を堅持するかを尋ねました。
総理は「政策上の方針としては堅持している」「(来年中をめざす安全保障関連3文書の前倒し改定では)明示的に非核三原則の見直しを指示した事実はない」と答えていました。
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